2016年08月01日更新

和風×モダンのコラボ。アレックス・カーのインテリアに学ぼう

古民家のリノベーションが人気の昨今ですが、その何年も前、廃墟となった古民家を初めて現代風に再利用する事を考えたアレックス・カー氏をご存知ですか?じつは彼の古民家インテリアがモダンでとても素敵なんです!今回は中古リノベーションをお考えの方にもきっと参考になる、和風×モダンの古民家インテリアをご紹介いたします。

アレックス・カーってどんな人?

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出典: www.muji.net

当時大学生だったアレックス・カーは、父の赴任に伴い日本を初めて訪れました。ヒッチハイクで日本中を訪ね、偶然立ち寄った徳島県で藁葺き屋根の魅力に惹かれました。その後築300年の廃屋を購入し、長年かけて修復・移住。「篪庵(ちいあん)」と名づけ、宿泊施設として運営。リノベーションのパイオニア、東洋文化研究家として今も活躍されています。

なぜ今、古民家ブーム?

古民家とは、一般的には戦前に建てられた古い木造住宅を指しその造りは地方によってさまざま。現在ではとても希少価値のある木材を使われたり、日本の気候や風土にあった建築構造がエコロジーブームも相まって見直されているようです。最近は、ドラマや雑誌などでも多く取り上げられているのもブームを後押ししているのでしょうね。

これがアレックス・カーのインテリアです

アレックス・カーの作品は古民家の土台を生かしつつ、現代的な機能をそなえ、住む人にとってとても心地の良い空間・インテリアなのが特徴です。彼の素晴らしいアイデアはこれから和風住宅のリノベーションを考える方にもきっと参考になるはず!

おぢか島古民家ステイ / 長崎県

古民家独特のどっしりとした柱の存在とウィンザーチェアーの直線が美しくマッチしたダイニングキッチンです。日本の美しさの象徴「直線を生かす」ことをうまく取り入れた家具のチョイスがステキですね。

リビングの家具もシンプルを極めていますが、だからこそこの家の土台が生きてます。こんな和風の家は床材を明るめの木材にすると部屋全体も重くなりませんね。

古街の家 宇多津古街 / 香川県

高い天井と今では貴重な装飾品でもある欄間が印象的なリビングダイニングです。床の間の部屋はおそらく畳だったと思われますが、ダイニングから一続きのフローリングにして線を強調し、部屋がさらに長く広く見えますね。

立派な梁をそのまま生かし、高い天井そのものがベッドルームを開放的に見せています。柱や梁の素材に合うよう選ばれたファブリックのカラーリングも大人のラグジュアリーを感じさせます。

臨水棟

古民家や昔ながらの和風の家の特徴でもある、今では数少ない広い三和土(タタキ)をコンクリート仕上げにし、モダンにアレンジ。お掃除が簡単そう・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。

大森の郷 / 奈良県十津川村

見るからに、風通しと日当たりが良さそうな古民家です。こんなに線の美しい建物が、日本にはいっぱいあったのだなぁと思うと誇らしい気持ちになります。

こちらは、三和土を逆に木材のフローリングにし暖炉を設置。アレックス・カーはこの古民家に床暖房も取り入れています。見るからに心地良さそうではないですか?

アレックス・カーの家

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出典: logmi.jp

アレックス・カーの住居をご紹介しましょう。築200年のこんなボロボロの古民家と言うより、小屋・・・?

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出典: logmi.jp

あくまで家の構造を生かして歪みを直し、草葺の専門家によって防水加工を施した屋根です。趣がありますね。

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出典: logmi.jp

素晴らしい眺めですね!この外見とは逆に、窓は厳しい寒さに耐えられるよう2重ガラスになり、暖かい床暖房が施されています。加えてキッチンはIHですし、トイレもウォシュレット仕様の驚きのハイテク仕立て。

他の古民家も覗いてみましょう!

ここからはアレックス・カー氏の作品以外の、和風住宅をリノベーションした素敵なインテリアをご紹介します。

古民家の特徴でもある重厚感のある柱や梁が生かされた、広々としたダイニングです。シーリングファンやシステムキッチン、壁掛けのテレビも和風にモダンなスパイスを効かせくれます。

鎌倉の古民家

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出典: 100life.jp

縁側に続く素足に気持ち良さそうな床の間です。アンティークな食器棚や和紙を使った照明の相性がとてもいいですね。モダンなグレーの家具がこんなに和風に合うとは意外ですが、とても新しい感じがします。

鎌倉の古民家カフェ

夕方の暖かな明かりが、和風住宅をさらに印象的にします。なんだかノスタルジックな古き良き時代を感じる風景ですね。フロントガーデンのベンチも和風×洋風で似合ってますね。

カフェの内装

それぞれ違ったデザインや形のチェアーを使っても、こんなにしっくり馴染んでいます。昭和な香りとモダンな小物使いがマッチしてステキな空間になっていますね。

カフェのデッキ

和風フェンスとカラフルなパイプ椅子が、なんだか昭和の駄菓子屋さんを彷彿させるデッキです。ここでウチワをパタパタさせながらカキ氷を食べたい、そんな雰囲気です。

レトロな小物使い

こうしたくすんだワインカラーや、抹茶色などは古民家や和風のおうちにはぴったりな色です。レトロなストーブやアートのチョイスなどぜひ参考にしたいですね。

古民家とまではいきませんが・・・

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出典: suumo.jp

昔ながらの昭和のおうちをリノベーションしたようなキッチンダイニングです。じつはドラマで作られたこのインテリアは子供3人+大人2人の設定。物が多くても可愛らしいのは建具をミントカラーで統一し、レトロな照明で味付けされているのもあります。ちょっと古くて可愛いおうちの雰囲気です。

コツ・ポイント

いかがでしたか?アレックス・カー氏が古民家再生をしたことに始まり、改めて日本の和風住宅というものは風土や習慣に相応した、素晴らしい暮らしだなと再認識してしまいます。中古住宅が見直されている今、日本古来の建物や住宅にちょっとでも関心を持っていただけたらいいなと思います。

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